Qiana(Linux Mint)への乗換え準備

Linux Mintの次の長期間サポート(LTS)版となるQianaのリリース候補が最近公開されました。 公式ブログの記事によると、Qianaは2019年までサポートされます。

今は、前のLTS版であるMayaをDELLのINSPIRON mini 10で使用していますが、 Qianaへの乗り換えに備えて必要と思われる設定をメモしておきます。

/etc/modprobe.d/blacklist.conf

INSPIRON miniでLinux Mint Mayaを使用すると、次のようなログがdmesgに頻繁に出力されます。

sd 2:0:0:0: [sdb] Test WP failed, assume Write Enabled
sd 2:0:0:0: [sdb] Asking for cache data failed
sd 2:0:0:0: [sdb] Assuming drive cache: write through

これはums_realtekモジュールを読み込まないようにして回避します。 /etc/modprobe.d/blacklist.confファイルに次の行を追加します。

blacklist ums_realtek

/etc/pm/config.d/gma500

INSPIRON mini 10のグラフィック用HWはGMA500です。 デフォルトの設定では、サスペンドからの復帰時に画面の表示がおかしくなるので、 特別に設定してあげる必要があります。 /etc/pm/config.d/gma500というファイルを作成し、以下の内容を記述します。

ADD_PARAMETERS='--quirk-s3-mode'

/etc/default/grub

GMA500用に/etc/default/grubに書いておくといいらしいです。

GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="mem=976mb"

[とりあえず以上]