• LevelDBをビルドした時のメモ

  Wed 07 Mar 2018 06:33:00 PM JST By yuzurihara

  Raspberry PiでLevelDBを使おうと思ったら、パッケージには古いバージョンしかなかったので自前でビルドしました。その時のメモを残しておきます。 ファイルの取得からビルドとテストまで ソースはgithubから取得しています。configureスクリプトは無くmakeだけでビルドが完了します。 ビルドできたらmake checkでテストを実行。それなりに時間がかかりました。 入力したコマンドは次の通りです。 $ wget https://github.com/google/leveldb/archive/v1.20.tar.gz $ zcat v1.20.tar.gz | tar xf - $ cd leveldb-1.20 $ make $ make check インストール ビルド生成物はout-sharedとout-staticに入っていました。 インストールスクリプトも無い模様なので自分でファイルをコピーしてあげます。ヘッダーファイルも必要だったのでコピーしています。 入力したコマンドは次の通りです。 $ sudo cp -r include/leveldb /usr/local/include/ $ sudo install -o root -m 644 -p out-shared/libleveldb.so.1.20 /usr/local/lib/ $ sudo cp -d out-shared/libleveldb.so out-shared/libleveldb.so.1 /usr/local/lib/ $ sudo install -o root -m 644 -p out-static/lib* /usr/local/lib/ 最後に 共有ライブラリのキャッシュや依存関係を更新させます。 $ sudo ldconfig [おわり]

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• Python: ChakraCoreをPythonアプリに埋め込む実験

  Fri 26 Jan 2018 10:26:00 PM JST By yuzurihara

  ChakraCoreが気になったので簡単に評価してみることにしました。ChakraCoreのライセンスはMIT Licenseです。ありがたいですね。 今回の目標はPython3.6環境で この公式Hello World!を動かすことです。 一応、確認。 D:\>python -V Python 3.6.3 準備 GitHub上のMicrosoft/ChakraCoreからPlatformに合わせた最新のリリースをダウンロードします。 MicrosoftらしくバイナリはAzureでホスティングしてるんですね。 今回はWindows用のv1.8.0を使用しました。zipファイルの中にあるDLLを作業用のフォルダにコピーします。 準備はこれだけ。LinuxやOSXでも同じかな。 配布時にはMITライセンスのファイルを一つつけるだけなので簡単ですね。 実際には著作権表示とライセンスの表示も必要ですけれども。 Hello World!の移植 公式Hello World!を移植します。ベタ移植したらこんなコードになりました。 View on GitHub 使い方 上のgistのmain.pyをChakraCore.dllと同じフォルダに作ります。 そしておもむろに実行しましょう。 D:\>python main.py Hello world! ちゃんと動きました。 [おわり]

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• HG系フォント

  Fri 08 Sep 2017 08:58:25 AM JST By yuzurihara

  新しいPCで作業していたら、幾つかフォントが足りなかったので調べてみると、 MS Officeと一緒にインストールされるフォントがごっそり抜けていました。 これらは以下のページからダウンロード可能でした。 Office 更新プログラム: Microsoft Office JIS90 互換フォント インストールできるのはこれらのフォント。 HGゴシックE HGPゴシックE HGSゴシックE HG明朝E HGP明朝E HGS明朝E HG創英角ポップ体 HGP創英角ポップ体 HGS創英角ポップ体 HG創英角ゴシックUB HGP創英角ゴシックUB HGS創英角ゴシックUB HG丸ゴシックM-PRO [おわり]

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• Python: 自身の出力をPAGERに渡す

  Thu 20 Nov 2014 01:24:00 PM JST By yuzurihara

  Pythonスクリプト自身の出力を、ページャーを咬ませて表示させてみました。 環境変数PAGERで使用するページャーを指定できます。 まずは本体 View on GitHub Python3.4環境で作成・確認しました。 使い方 main関数を2つの引数(arg1, arg2)で呼び出す次のようなプログラムの場合、 retval = main(arg1, arg2) ページャーを使用するには次のようにします。 retval = with_pager(main, arg1, arg2) ポイント 出力先がファイルやパイプなど画面以外の場合は、ページャーを咬ませたくないのでその判別を行います。 これはos.isatty()で行っています。 subprocess.Popen()に文字列ストリームを入力したい場合は、 universal_newlines=Trueパラメータが必須です。 with_pager() から呼び出される処理内で sys.exit() が呼び出されると標準出力が回復されないので、 atexit モジュールを使用してこれを回避しています。 ちなみに、出力がおかしくなった場合は、シェルから stty sane を実行すると回復できるかもしれません。(FreeBSD /DragonflyBSDで確認) [おわり]

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